刻印入り高級桐箱付

新技法(1)：毛の先付け

天然毛のブラシは「長年使用すると毛が馴染んでより良いブラシになる」と言われています。
その理由の一つとして、長期の使用で毛先が少しずつ摩耗し角が取れて、細く円錐状になります。
これによって繊維との当たりが柔らかく、滑らかになり、デリケートな繊維にも優しいブラッシングができます。
また、より細くなった毛先が繊維の目に入り、ホコリをよりきれいに払うこともできます。
しかし、このような使用感になるまでには時間と手間がかかります。
そこで、新品からこの使い心地でブラッシングできるよう、独自の加工を施しました。これが「毛の先付け」です。

新技法(2)：ラウンドカット

洋服のブラッシングで上手にホコリを払うには、毛先が垂直に当たるようにブラシを動かすのがコツです。
クリーニングのプロは、手首を効かせブラシを少し回転させながら掃くようにブラッシングします。
ただ、ブラシの面を平らにカットする従来の「フラットカット」でのブラッシングは熟練を要するため、ブラシの面の動きに着目し、凸型に盛り上るようにRを付けてカットする「ラウンドカット」を施しました。
これにより、毛先と繊維がより密着し、ブラシが滑らかに流れるのでプロの技術に近いブラッシングが可能に なります。

洋服ブラシ比較表